TBSの月曜夜9時から放送されているバラエティー『ジョンソン』が9月末で終了することが18日分かった。
人気番組『リンカーン』の後継番組として期待されたが視聴率は番組開始から低迷。
わずか1年で打ち切りとなる理由を調査しました。
https://topics.tbs.co.jp/article/detail/?id=19265
決定打は『俺のベストキス発表会』ではない？
2023年10月に『リンカーン』の後継番組としてスタートした『ジョンソン』。
かまいたち、見取り図、ニューヨーク、モグライダーという次世代を担う４組８人の芸人がレギュラーメンバーを務める。
ネットニュースでは打ち切りの決定打となったと言われているのが昨年11月27日放送の『俺のベストキス発表会』だが、SNSを調べてみるとちょっと違うような・・・
『俺のベストキス発表会』はメンバー８人が自身の最高のキス体験をドラマ化し、本人役で出演。
女性芸人や女性タレント、50人の女性審査員たちがキスがドラマチックだったかどうかを審査するという企画。
視聴者の反応は、
キツイなどの否定的な書き込みもありますが、好意的な意見が多くを占めます。
打ち切りの決定打が『俺のベストキス発表会』だというのは本当なんでしょうか。
初回2時間SP『芸人大運動会』はリンカーンの劣化版
https://topics.tbs.co.jp/article/detail/?id=19334
当初製作の現場ではモグライダーではなく、さらば青春の光をレギュラーメンバーに起用するように押していたそうです。
ところが最初に総合演出を担当したのが若手のA氏。実績や経験のないA氏は上司の意向を伺っていた。
TBSのバラエティ上層部には、モグライダーと同じ事務所のウッチャンナンチャンとの関係性をより太くしたい、という狙いがあったといい、モグライダーが起用されたという話があります。
人気の中堅コンビ４くみでスタートした初回2時間SPは『リンカーン』の看板企画「芸人大運動会」を放送した。
しかし視聴者からは、「やっていることはリンカーンと一緒だが出演者が違うだけでこうも違うのか」などの厳しい声が殺到、数字も振るわなかった。
リンカーンはダウンタウンを筆頭にさまぁ〜ず、雨上がり決死隊、キャイ〜ンがメイン、他にもおぎやはぎ、中川家、バナナマン、フットボールアワー、FUJIWARAといった一線級の人気芸人が出演。
リンカーンの運動会ではベテランのダウンタウンが真剣に競技に臨み体を張るという面白さがあった。
しかしジョンソンのメンバーはまだ30代〜40代。体を張ったところで普通、当たり前と思われても仕方がないですね。
そういったことは放送前からスタッフ、レギュラー陣も分かっていたと言います。
運動会は無理、別の企画で行きましょうという意見が多く出たそうですが、A氏は強行。裏には上層部の意向があったと噂されています。
これについていけないと、初回放送前に製作スタッフが何人も辞める事態にまで発展してしまったようです。
決起集会でかまいたち濱家ブチ切れ
放送開始１ヶ月ほど前に、レギュラー４組とスタッフで決起集会を兼ねた飲み会が開かれたようです。
その場で上層部はどんな番組をやりたいか、どんな笑いをやっていきたいかを提示できなかったようです。
また、『リンカーン』に負けない番組にしたい。だから数字を取るために『リンカーン』の人気企画をやりましょう。といったことを言ってしまったといいます。
これではレギュラー陣が不信感を抱いてしまうのも仕方がないですね。
特にかまいたちの濱家さんが激怒したようで、ラストのスピーチで『ジョンソン』でどんな面白いものを作っていけるか聞きたかったが聞けなかった。そんなスタッフとは面白い番組は作れない。今は一緒に面白い番組を作っていける空気ではない。といったことを熱く語ったようです。
総合演出交代も時すでに遅し
初回の芸人大運動会は低迷、視聴率の低迷やモチベーション低下を受けて、3月11日放送回からは『クレイジージャーニー』を手がけているK氏が『ジョンソン』の総合演出も兼任するようになった。
K氏は演者やスタッフと対話しながら面白いコンテンツを作っていくTBSバラエティのエース的存在。
総合演出交代で、レギュラー４組のモチベーションも上がっていったそうです。
しかし、すでに視聴者は番組から離れてしまっていた。
そして決定打となったのが『俺のベストキス発表会』と言われていますが、前出の通り視聴者の反応は概ね良好。
打ち切りの決定的理由はなんだったんでしょうか。
まとめ
色々調べてみましたが、打ち切りの決定的理由はわかりませんでした。
関係者によると視聴率の低迷だということです。
『ジョンソン』の前にやっていた『リンカーン』が偉大すぎたということかもしれませんね。
